adbrix
adbrixは、分析とトラッキングを同時に利用できる計測サービスです。
adbrixの連携により、デベロッパー様は、アプリ内のユーザーアクションに関する分析とマーケティングチャネルに対する分析を行うことができます。
目次
1.adbrix高度分析API注意事項
- Adbrix add-onを連携する前に、IGAW基本連携を完了させてください。
「IGAW基本連携：Unity iOS」
- Adbrixの連携には、IgaworksUnityPlugin_iOS~*.unitypackage ファイルをUnityプロジェクトに追加する必要があります。「SDKインストール：Unity」
adbrix分析機能
adbrixでは「基本分析」、「高度分析」、「コホート分析」を提供します。
基本分析ではDAU、新規ユーザー、リテンション、チャネルクォリティなどの指標を提供します。
基本分析は、IGAW基本連携で利用することができます。各指標に関する説明は以下のリンクでご確認ください。
「adbrix：アプリ分析」
高度分析及びコホート分析は、以下のAPIガイドに従い連携を行ってください。
adbrix高度分析API
高度分析ではユーザー情報、新規ユーザーセッション、アプリ内課金、アプリ内アクティビティなどの指標を提供します。高度分析はAdbrixのAdd-onで利用することができます。各指標に関する説明は以下のリンクより確認してください。
「a dbrix：アプリ分析 」
新規ユーザーセッション
新規ユーザーセッション(New User Session)は、新規でアプリを起動したユーザーのアクションパターンを追します。
このAPIを利用して、新規ユーザーの離脱地点を把握することができます。
FirstTimeExperience APIを呼び出して、ユーザーのアクションパターンを追跡します。新規ユーザーファネルの分析では、
流入当日のデータのみ提供します。
void firstTimeExperienceUserActionTrackingSample {
//AdBrixPluginIOS.FirstTimeExperience(string userActivity);
AdBrixPluginIOS.FirstTimeExperience("LoadMainLogo");
AdBrixPluginIOS.FirstTimeExperience("ContentLoading");
AdBrixPluginIOS.FirstTimeExperience("LINEConnectSuccess");
AdBrixPluginIOS.FirstTimeExperience("TutorialComplete");
}+ userActivity パラメータは、スペースを含まない英数字の文字列を利用することを推奨します。
+ 日本語や特殊文字が含まれたパラメータを利用する場合、URL Encoding処理をしてください。
+ Adbix高度分析APIは分析パラメータで追加する下位パラメータに対応します。
アプリ内課金
アプリ内課金(In App Purchasing)は、ユーザーのアプリ内課金に関する行動及び売上を集計・分析します。
purchase APIを呼び出して、ユーザーのアプリ内課金の計測を行います。
ご注意 : adbrixに表示される売上は、price
x quantityで算出します。
//string currency = AdBrixPluginIOS.AdBrixCurrencyName(AdBrixPluginIOS.AdBrixCurrencyKRW);
//AdBrixPluginIOS.AdBrixPurchase(String orderID, String productID, String productName, double price, int quantity, currency, String category);
string currency = AdBrixPluginIOS.AdBrixCurrencyName(AdBrixPluginIOS.AdBrixCurrencyKRW)
AdBrixPluginIOS.AdBrixPurchase("oid_1","pid_1","gold_package", 1100.00, 1,currency, "cat1.cat2.cat3.cat4.cat5");+ orderID : 注文番号( ご注意：同じOrderIDがある場合重複削除されます。orderIDが重複されないように連携してください。）
+ productID : 商品番号
+ productName : 商品名 (*Buy apiを利用した場合、APIに入力したpurchaseItemNameを入力します。)
+ price : 商品の単価
+ quantity : 購入数
+ currency : 価格の通貨単位 (AdBrixPluginIOS.AdBrixCurrencyを利用)
+ category : 最大5つまでの商品カテゴリーを入力、各レベルはドット(.)で区分します。
アプリ内アクティビティ
アプリ内アクティビティ(In App Activity)は、上記2つのユーザーアクション以外のすべてのパターンを追跡します。
Retention APIを利用してユーザーの他のアクションを追跡します。
void inAppActivityUserActionTrackingSample {
//AdBrixPluginIOS.Retention(string inAppActivity);
AdBrixPluginIOS.Retention("openStore");
AdBrixPluginIOS.Retention("stageClear");
AdBrixPluginIOS.Retention("purchaseItemWithVirtualCurrency");
AdBrixPluginIOS.Retention("inviteFriends");
}+ inAppActivity パラメータでは、スペースを含まない英数字の文字列を利用することを推奨します。
+ 日本語や特殊文字が含まれたパラメータを利用する場合、URL Encoding処理をしてください。
+ Adbix高度分析APIは分析パラメータで追加する下位パラメータに対応します。
ユーザー情報
ユーザー情報分析(User Info)では、ユーザーの年齢・性別情報を分析します。
デバイスモデル、キャリア、iOSバージョン、言語、国などの情報は IGAW基本連携で提供します。
ユーザー年齢
SetAge APIを呼び出して、ユーザーの年齢を入力します。ユーザーの年齢は1~99までの整数を入力します。
IgaworksCorePluginIOS.SetAge(20);ユーザー性別
SetGender APIを呼び出して、ユーザーの性別を入力します。
ユーザー性別は IgaworksCorePluginIOS より定義した Gender enum 値を利用します。
IgaworksCorePluginIOS.SetGender(IgaworksCorePluginIOS.IgaworksCoreGenderFemale);adbrixコホートAPI
コホート分析では、ユーザーグループを生成してグループ別に指標を分析することができます。
コホート分析では、デベロッパー様が直接設定し利用できる3つのカスタムフィルターと、
IGAW基本連携より提供する4つの基本フィルター(トラッキングリンク・国・OSバージョン・アクセス日付)を提供します。
カスタムコホートフィルターの設定
SetCustomCohort APIを利用してカスタムコホートフィルターを設定します。
ユーザーが指定した条件に一致した場合、コホートフィルターを設定してユーザーグループを設定することができます。
コホートフィルター名は、AdBrixPluginIOS で事前に定義した enum 値を利用します。
void adbrixCustomCohortTrackingSample {
//AdBrixPluginIOS.SetCustomCohort(コホートフィルター, string filterName);
AdBrixPluginIOS.SetCustomCohort(IgaworksADPluginIOS.AdBrixCustomCohort_1, "paying_user");
AdBrixPluginIOS.SetCustomCohort(IgaworksADPluginIOS.AdBrixCustomCohort_2, "social_sharing");
AdBrixPluginIOS.SetCustomCohort(IgaworksADPluginIOS.AdBrixCustomCohort_3, "playing_2hour_per_day_user");
}